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スクランブル・ウィザード2 感想
スクランブル・ウィザード2
スクランブル・ウィザード2
著者:すえばしけん/イラスト:かぼちゃ 評価:☆☆☆★★

 とある事情で魔法士育成校の教官を務める十郎と、そこで出会った複数施呪能力を持つ月子の間には教師と生徒を超えた絆が芽生え始めていた。そんな折、十郎に憧れる少女・唯里が研修生として赴任。所構わず十郎に絡む唯里にやきもきする月子は、課外授業のキャンプで十郎にアピールしようと考えるが、またしても事件に巻き込まれてしまう……。
 第2回ノベルジャパン大賞大賞受賞作、待望の第2弾。

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 嫌々ながらも生徒に対して面倒見よく接する不器用な十郎と、月子の淡い恋心というのが前回の見所でした。今回は十郎に対して尊敬の念をもつ月子のライバル役、唯里が登場します。ほかの人とは異なり、自分に好意を向けてくるため普段以上に戸惑う十郎と、かすかに危機感(嫉妬)を覚えてしまう月子。それぞれに見るべき点を伸ばしている点はいいですね。
 一方で、いつの間にやらクラス全体が事件に巻き込まれてしまうという展開はちょっとどうなんでしょう。状況にも寄るけど、何回も使えるネタではないですよね。生徒を守る先生という役を演じさせるには仕方ないという気がしながらも、無理やり感が残りました。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 19:50 | comments(0) | -
彼女は眼鏡HOLIC 感想
彼女は眼鏡HOLIC
彼女は眼鏡HOLIC
著者:上栖綴人/イラスト:トモセシュンサク 評価:☆☆☆★★

 不思議な力を持つ眼鏡“魔鏡”の収集・保全を行なう秘密組織“アルハゼン”のエージェントにして“眼鏡使い”の深鏡めめこ。彼女は眼鏡にまつわる事件が起こっているという御園学院に転入し、調査をすることになった。幼い頃から孤独だっためめこは学園での生活に戸惑うが、眼鏡を掛けた美しい少女・黒野亞衣と出会い、心を開いていく。

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 第二回ノベルジャパン大賞・優秀賞。簡単に言えば眼鏡好きの眼鏡好きによる眼鏡好きのための小説ということなんでしょうか。登場人物がほとんど眼鏡かけているなんて、作者の眼鏡に対するフェチ度はかなりのものですね。
 話は眼鏡を使ったバトルがメインになると思いますが、見所はそれだけではなくて、普段は戦いばかりで人付き合いになれていない(眼鏡をかけている人でなければ話しかけられない)少女が、同世代の友人と学園生活を送ることで人付き合いを学んでいくという友情物語という面もあります。「眼鏡と正しく向き合えば、世界とも正しくむきあえるんですよ」という台詞が作中でてきますが、この一言がこの作品の全てを示しているといっても過言じゃないですね。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 15:43 | comments(0) | -
フラグの王子様 感想
フラグの王子様
フラグの王子様
著者:織田兄第/イラスト:きくらげ 評価:☆☆☆★★

 ゲームオタクの少年・和泉啓祐は、突然現れた妖精(?)チェルから、なかば強引に特殊能力を授けられる。おまけに、それはゲームのコマンドのように「自分の次の行動が選択肢となって現れる」という、冴えないもの。こんな能力もらっても……と落胆する啓祐だったが、翌日からギャルゲーのイベントばりの出来事が連発するなど啓祐の生活は一変し……。

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 ストーリーを読む限りはハーレム物ですが、その実は堅実なヒーロー物でした。主人公に関しては、ゲームが好きではあるけどそればかりというわけではなく、ひそかに幼馴染のことを思いつづけている純情青年と考えた方がいいですね。
 「フラグ」という名のとおり力を授かってからは複数の女性とフラグがたってしまうわけですが、主人公自身は本命一筋というわけで、少々心苦しい選択をするところもある意味新鮮でした。ただ設定自体が非常に荒唐無稽なので、一発ものならともかくきちんとストーリーに骨格をもって続編を書こうとしてもむずかしいかもしれません。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 17:19 | comments(0) | -
グロリアスドーン7 少女は剣を振るう 感想
グロリアスドーン7 少女は剣を振るう
グロリアスドーン7 少女は剣を振るう
著者:庄司卓/イラスト:四季童子 評価:☆☆☆★★

 船首にドリルを冠するbioクラフトは、文明の守護者。それに対し“チェーンソー”の形に酷似したスペースシップ「メリグナントクラフト」は文明を破壊する存在であった。
 ティセたちは宇宙で、休眠状態のメリグナントクラフトと遭遇する。
「彼らに地球の場所を覚らせるわけにはいかない……」
 ティセはメリグナントクラフトを殲滅させるため、“審判の剣”を振るう。

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 7巻にして敵の概要がみえ、人物関係でもついに4姉妹が終結。ようやく大きな流れができつつあります。
 バトルの方は数天文単位サイズの敵生体に対してティセが真の姿で迎撃したりと、トップをねらえを超えて、グレンラガン状態になりつつあります。SFはSFでも、サイエンスファンタジーといいたい。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 22:02 | comments(0) | -
スクランブル・ウィザード 感想
スクランブル・ウィザード
スクランブル・ウィザード
著者:すえばしけん/イラスト:かぼちゃ 評価:☆☆☆☆★

 魔法を使える人間“魔法士”が国家財産として保護されている世界。
 魔法士のエリート機関「内閣府特別対策局」に所属する椎葉十郎は、とある事情で魔法士育成校へ教官として派遣されるが、そこで出会った少女・雛咲月子の扱いに四苦八苦する。
 そんな中、反魔法主義を掲げるテロ組織が学校を襲撃!十郎は生徒たちを守り切ることができるか!?

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 序盤の入り方で未熟な少年の成長物かと思いましたが、実際は人付き合いが苦手な先生と、仮面をかぶった生徒との交流を描く教育物(?)でした。
 非常に堅物のイメージがつよい主人公の先生・十郎ですが、こと教育に関しては熱心で、周りの教師とも衝突するし、悪事には断固として罰を与える。ずいぶんと古風なイメージですが、そこがいいですね。非常に男らしい。魔法については強い力を持っているわけでもないのに、努力によってほかの技術を鍛え、魔法のかかわる道に残ってきたという点も、男の泥臭さがでていて非常に良いです。
 出会った直後に締め上げられるという、とんでもない事態にあったため、十郎に興味をもってしまった生徒の月子は、一言で言えばお嬢様。人に認められよう、いいように見られようと思って生きてきた月子は、ふとしたきっかけで十郎に自分の進路(生き方)を相談することになります。思い悩む理由も、ずいぶんと優等生っぽいですね。そこがいいんですけど。
 十郎の個性が非常に強いので、彼が語る言葉の一つ一つに重みが感じられ、非常に楽しませてもらいました。絵柄もかわいいし、もう少し続いてほしいですね。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 20:00 | comments(0) | -
AKUMAで少女 〜嵐を呼ぶ転校生〜 感想
AKUMAで少女~嵐を呼ぶ転校生~
AKUMAで少女~嵐を呼ぶ転校生~
著者:わかつきひかる/イラスト:高階@聖人 評価:☆☆★★★

 ツンツン美少女ゆり絵とちょっと気弱な僚は恋人同士。時々体と心が入れ替わっちゃうけど、なかよしでらぶらぶ。そんなところに僚の幼馴染で超イケメンの勇作が帰ってきた。なんと彼は僚が中に入ったゆり絵に恋しちゃったから大変!勇作のスーパーテクニックで、いけない世界に旅立ってしまいそうな僚。果たして貞操の行方は!?

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 妙に倒錯的でエッチな内容だなと思いながら著者欄を見て納得。なるほど、フランス書院出身で、しかも女性の方でしたか……。そりゃ内容もそうなるわ。1巻は読んでませんが、とかく微エロでした。物語は恋人同士の体が入れ替わっている間に、♀(心は♂)の方に妙な人間関係が発生して、エッチなピンチに陥るというもの。幼馴染の男に体をまさぐられて気持ちよさを感じてしまう女(ただし精神は男)なんて、どこの同人誌かと思ったよ。
 物語自体はどこかで見たような展開で可もなく不可もなくなのですが、半ば強引に互いに傷ついた男と女を結ばせて幸せにしてしまおうという閉め方はちょっとどうかと。故意に落ちる流れをつくってやるならまだしも、肉体関係結ばせてしまうのはやりすぎですよ?
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 18:54 | comments(0) | -
グロリアスドーン アイキャッチ1 今日のティセ子さん、5 少女は閃光をまとう 感想
グロリアスドーン アイキャッチ1(短編集)
グロリアスドーン アイキャッチ1(短編集)
著者:庄司卓/イラスト:四季童子 評価:☆☆☆★★

 美少女bioクラフト、ティセが主人公・広大のもとに現れてからというもの、広大の周りは何かと大騒ぎ。次から次へ現れる美少女(異星人)はいいものの、中には一筋縄ではいかない娘もいたりして……足立区が大変だ!!
 「グロリアスドーン」本編とリンクする短編を収録した珠玉の一冊、ここに完成!!

グロリアスドーン5
グロリアスドーン5
著者:庄司卓/イラスト:四季童子 評価:☆☆☆★★

 広大たちの住む東京・足立区に「高位のbioクラフトが潜伏しているらしい」と、世の中は色めき立っていた。広大とbioパートナーの契約を結んだティセの正体がいろいろ世に流出するのはよろしくない。そんな時、救いの手は意外なところからあらわれた……!
 庄司卓と四季童子のゴールデンタッグが贈る新感覚スペースラブファンタジー、早くも5巻が登場。

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 割と着々と発刊がすすんでいるこのシリーズ。SF書いている作家さんも少なくなった現状では、意外に貢献している作品ではないでしょうか。今にして思うと、スターシップオペレーターズがさほど受けなかったというのがSFを控えるようになった要因として大きそうです。
 さて、アイキャッチ1は「キャラの!」誌で掲載されている短編が3本載っています。注目なのは表紙にも載っている「ツンデレ」ラヴィー。自称Bioクラフトの姫らしいのですが、実のところ正体不明です。現在の予想としては周囲から祭り上げられたマリーメイヤーみたいな少女だと思うのですが……回答はいかに。全体的にはスタンダードに面白いのですが、もうちょっとSFしてくれてもいいかな。
 5巻ではSFではおなじみの解説約兼開発者、アーネチカが登場します。アーネチカの提案により、SF映画撮影をしているという嘘の公表して、相次ぐティセの発見報告を映画撮影のものだとして隠蔽しようという計画が実行されるという内容になっています。著者の趣味もあるのでしょうが、アーネチカの特撮に対するこだわりは面白いですね。こういうキャラは好きだな。総合的には、ほとんどアーネチカの存在感だけで5巻が進んでいるといっても過言ではありません。
 どうやら次回は、ようやく長女の出番がありそうですね。いったいどんなキャラなのやら…。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0)
カッティング Case of Tomoe 感想
カッティング ~Case of Tomoe~
著者:翅田大介/イラスト:も 評価:☆☆☆☆★

「自分には何の価値も無い」
 幼い頃に親に棄てられた紅条ケイイチロウはそう思い続けていた。
 高校2年生になったケイイチロウのクラスに女子転校生がやって来る。見た事も会った事もないその少女、紅条トモエはケイイチロウの妹であると宣言する。死んだ母と同じ名前と自分と同じ瞳の色を持つトモエにケイイチロウは……。

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 前作とは同じ世界ですが、主人公は変更され、全く別のストーリー展開になっています。主人公ケイイチロウは幼い頃に富豪の親元を離れ、叔父(光瀬一家)の所に居候している身。その家の娘・灼には好意をもたれています。そんなある日、突然転校してきた女子・トモエはケイイチロウの妹だと名乗り、光瀬一家に居候することになります。それは主人公の実父が死の間際であり、いらぬ相続争いから遠ざけるためとのこと。設定的には「それなんてギャルゲ」状態ですね。しかしトモエは、家のこと全てを自分に放り投げて居なくなった兄のことを憎んでいます。転校からしばらくたった頃、トモエはクラスメイトを煽動してケイイチロウに嫌がらせを始めます。
 嫌がらせを受けるにもかかわらず、自分は心が死んでいると言って不満を口にしないケイイチロウ。そんなケイイチロウに苛立ちを隠せないトモエ。そんな二人が如何にして本当の心を取り戻していくのか、というのが焦点となります。二人が次第に打ち解けていく描写はなかなか見事で、どんどん作品に引き込まれてしまいました。また、和解してからのトモエの変わり様も、序盤がどろどろしているだけにすごくかわいく感じてしまいます。
 後半の展開は、前作の設定が引き継がれた内容なので、驚く所は特にありませんでした。やはり中盤が最骨頂かと。前作のように展開が設定に引きずらることにはなっていないので、前作より確実に面白くなってますね。これは次回作も期待してよさそうです。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0)
カッティング 〜Case of Mio〜 感想
カッティング ~Case of Mio~
カッティング ~Case of Mio~
著者:翅田大介/イラスト:も 評価:☆☆☆☆★

 自らの内面と現実の自分の行動の乖離に悩む相坂カズヤは、重度のリストカッターである西周ミオに出会う。その存在に惹かれたカズヤはミオに交際を申し込み、2人は付き合うことになった。
 カズヤとの触れ合いを通じ少しずつ変わっていくミオだったが、ある日通り魔事件にあって死亡してしまう……

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 ナイフで自分の手首を切りつけてしまうという自傷癖を持つ少女・ミオ。痕を隠そうともせず堂々としているために周りから遠ざけられている彼女にカズヤは興味をもち、早々に告白します。それをすんなりと承諾したミオとカズヤの、なんとも奇妙な交際がそこから始まります。
 中盤からなぜミオがリストカッターになったかということが判明しますが、その過程は結構強引でした。すごくSFしてます。一方で自らを傷つけることで己の存在を確認しようとする心情の描写は見事で、説得力がありました。ストーリーをもう少し現実的にすれば、傑作になったかもしれません。
 イラストは決して丁寧とは言い難いですが、作品の雰囲気にはマッチしていていいですね。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0)
たま◇なま あなたは、死にますか? 感想
たま◇なま ~あなたは、死にますか?~
たま◇なま ~あなたは、死にますか?~
著者:冬樹忍/イラスト:魚 評価:☆☆★★★

 なんだかんだで同居生活が続いてる、高校生の透と宇宙鉱物生命体の少女・由宇。ドタバタな日々を送るも、由宇が時々おかしな言動をとるようになってきた。彼女の身にいったい何が!?
 そんな折、現れる謎の女性、栗林浅黄。額に黄色の宝石を持つ彼女は透に告げる、由宇を引き渡してほしいと……。人類の命運をかけたお茶の間バトルは、新たなる局面を迎える!

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 前作は起承転結がきちんとしていたし、ヒロインの由宇も魅力的にかかれていたのでさすが大賞作品だと唸らされたのですけど、今回はちょっと残念な結果でした。
 まず転になりましたよと伝えるほどの力が無かったので、話がだらだらと続いてしまったような感じを受けます。あえて転となる部分を言えば「由宇に異常が見られる」というところなのでしょうが、「いつのまにやら事態が動いていた」という印象しかないです。
 そして由宇はお休みの回だったのにもかかわらず由宇と同じぐらいの魅力あるキャラクターが登場しなかったこと。灯璃は説教臭いし、浅黄は冷静で客観的なので冷たい印象しかうけないし。これだとキャラクター性という作品の“ウリ”を殺しているようにしか思えないです。
 人を失うことの哀しみを不器用ながらに由宇が憶えるというファクター自体は良かったと思うんですけど、それを生かしきれなかったということでしょうか。
Posted by : ななかの | HJ文庫 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0)
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