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黄昏色の詠使い后〜瓦討硫里鯡憾る子供たち 感想
黄昏色の詠使い
黄昏色の詠使い
著者:細音啓/イラスト:竹岡美穂 評価:☆☆☆☆★

 もう一度キミの隣に行きたい、この気持ちは本当。だから――迷わない。
 黎色の、限りなく孤独な世界に意識を捕われたまま、クルーエルは言い放つ。「わたしは、ネイトを信じてる」
 しかし、彼女を捕える空白名詠の真精・アマリリスは、執拗に言葉を重ねる。『あの子は、あなたに相応しくない。それに――何をもって、彼の“信じる”という約束を信じるの?』
 一方、トレミア・アカデミーでは教師たちが、意識不明のクルーエルを治療のためケルベルク研究所へ移送する決定を下す。その時、ネイトは……!?ただ一緒にいたかった――二人の願いが重なる時、世界に二色の詠が響きわたる。
 詠う召喚ファンタジー、第5弾。

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 2009年度版「このライトノベルはすごい」では11位みたいですね。トップ10まで惜しいです。そんな話題作なのに、まだ読んでなかったとは不覚です。
 5巻は1巻から続いてきたエッグにまつわる話の完結編みたいです。2巻以降主人公なのにさっぱり活躍していなかったネイトが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。しかし2巻以降、1巻ではちょっと人よりも秀でたところのある少女、という位置づけだったクルーエルが主人公以上に活躍していたのには驚きましたね。やはりキャラクター的にクルーエルが一番自己投影しやすいから作者が書き易いというのはありそうです。
 難点といえば状況が色々難しいことばかりで、状況がさっぱりつかめないことでしょうか。もう少し順々にわからないことが増えていくという流れにできないものですかね。
 それにしても竹岡さんのイラストはいいですよね。作品の内容と透明感のある絵柄が非常にマッチしていて。あとはおじさんもかければ文句なしなんですが。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 15:20 | comments(0) | -
ストレイト・ジャケット9 セキガンのアクマ 感想
ストレイト・ジャケット9 セキガンのアクマ
ストレイト・ジャケット9 セキガンのアクマ
著者:榊一郎/イラスト:藤城陽 評価:☆☆☆★★

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 ネリンは気づいていた。「黒騎士」事件以降、トリスタン市の魔族災害は確実に減っている。それは即ち、無資格の戦術魔法士レイオット・スタインバーグの出番が減ることを意味していた。それは良い事なのだ。しかし――何かを見落としている様な、不安が脳裏を過ぎる。
 その頃街にいたレイオット達は、美術学校で彫刻を専攻する少女ノーラに出会う。彼女は、胡散臭い風体のレイオットと半魔族のカペルテータに臆する様子もなく「博物館まで連れて行って欲しい」と言うのだった。レイオットは呆れながらも送っていくのだが……!?
 一方、隻眼の戦術魔法士アルフレッドは「世界はもうすぐ終わる」と言い残し、ロミリオ達の元を去っていた。激動の新章スタート。

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 ライバル(?)関係だったアルフレッドとの決着編。登場当初からずいぶん狂ったキャラクターでしたが、今回はそれにいつにもまして磨きがかかっています。さらった女性を作為的に妊娠させて胎児を取り出し、その胎児をエネルギー源にした巨大な鎧を動かすって……どれだけやばいのかと。これまでの話で一番やばいと思いますよ。
 今回、今までならレイオットだけで強力な魔族と戦っていましたが、今回は今までとは異なり、最終的には集団戦になっています。どんどんレイオットの周囲が代わっていっていると感じさせられます。
 ちなみに。個人的に気に入った挿絵はバリーシェリングが車の窓越しに銃を持っているやつ。単なる隣近所の親父なのに渋すぎるんですが。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 14:59 | comments(0) | -
MA棋してる! 感想
MA棋してる!(1)
MA棋してる!(1)
著者:三浦良/イラスト:ぽぽるちゃ 評価:☆☆☆☆★

「これは、賭け」
 撃ち込まれた魔法の弾が耳元で風を切る中、そのオカメインコは、はっきりとした日本語で少女に告げた。
「奏がちゃんと構築できれば、奏だけのオリジナル魔法手続きができる。できなかったら――もう魔法は使えない」
 奏と呼ばれた少女は頷いた。ルールがあって、縛りがあって、真っ白に戻せる魔法の仕組み。奏には一つだけ心当たりがあった。幼いころから慣れ親しんできた、将棋。将棋がわたしを助けてくれる。
 異世界の王位決定戦に巻き込まれた小学生・奏が、大好きな将棋のルールで友達を守り抜く!友情と戦略の異種魔法バトル、開局。

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 魔法少女が扱う魔法は、将棋を基にした魔法だった…という、非常に面白い組み合わせのファンタジー小説。方向性はまったく逆ではあるものの、主人公の根っこのキャラクター性は前作「逆襲の魔王」と変わっていないので、前作が好きであれば今回も楽しめると思います。
 主人公の奏は非常にしっかりしていておませな感じですが、彼女の元に現れる魔法世界の住人のソフィーは一言で言えば守銭奴。この組み合わせが非常に巧みで、個人的には前作よりもこちらの方が好きですね。
 魔法少女といえばライバル。というわけでそちらもちゃんと登場しますが、その彼女・咲の扱う魔法はプログラム言語を基にしたもの。こちらの考えも非常に面白いですね。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 22:46 | comments(0) | -
生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 感想
生徒会の日常  碧陽学園生徒会黙示録1
生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1
著者:葵せきな/イラスト:狗神煌 評価:☆☆☆★★

 私立碧陽学園生徒会――そこは、会長をはじめとする美少女メンバー四人が集う楽園だが、唯一の異性にして汚点が存在する。
 その汚点……え、大黒柱って言え?まあいいやどっちでも……副会長の杉崎鍵には、誰も知らないもうひとつの顔があった。
 過去にドラゴンマガジンに収録された短編に加え、杉崎の女・金・闇の仕事があばかれる衝撃の書き下ろし作が、ついに登場!
 ……なんて一応言ってみたけれど、実際のところは、色々なところで地味に宣伝活動をしてきた生徒会の相も変わらぬ日常会話を惜しげもなく詰め込んだ、嬉しいんだか嬉しくないんだかわからない短編集です。「もとから短編じゃん」なんて言わないで、ね。

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 本編自体が番外編みたいなものなんだからわざわざ外伝にしなくてもいいのでは?と思うのは私だけではないはずです。それでも外伝になっているのは、キャラクターがドラマガを紹介したりと、作者にかわってキャラクターがあとがきを書いているような内容になっている、というか自由すぎだろいくらなんでも!といわざるを得ない内容だからでしょう。しかも、ファンダジアにあきたらず電撃文庫やGA文庫にまたがってネタふっているなんて、どれだけ自由すぎなんだ。
 今回の注目は中目黒登場に尽きますね。冗談で生まれたキャラクターなんだろうけど、登場直後からすごい個性を発揮してます(主にBL風味で)。このまま外伝は彼が主人公でいいんじゃないか?
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 21:46 | comments(0) | -
SH@PPLE-しゃっぷる- 感想
SH@PPLE―しゃっぷる―
SH@PPLE―しゃっぷる―
著者:竹岡葉月/イラスト:よう太 評価:☆☆☆★★

『若光の君、男性だった!?』
 な、なんだってー!?女学院の新聞・青美日報によると、カリスマ生徒会長の淡谷舞姫は男であるらしい。それは事実。僕、淡谷雪国が双子の姉の舞ちゃんと入れ替わっているから。でも、それを知る人はいないはずで。誰が何のために暴いたんだろう?舞ちゃんと相談して、僕たちが出した結論は「入れ替わり禁止」。元に戻れば噂も消えるだろう、という至極まっとうな選択をしたのだけれど、僕は大好きな一駿河蜜さんに会えなくなるのがつらい……。
 とりあえずガマンだと思ってたら!?蜜さんが舞ちゃんにデートを申し込んできた!?一方で僕は、空舟五中の生徒会長・古葉鳥子さんにからまれ、大きな仕事を押しつけられそう……!なーんでこうなっちゃうのかなあ。

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 そういえば、ファンタジア文庫って新装版になってからはあらすじが裏表紙に記載されることになったんですね。これは非常にうれしい配慮です。
 なぜか一部で人気になったシリーズの第三弾。今回は舞姫と雪国の入れ替わりがばれたかもしれない、ということで一時的に入れ替わりをやめ、様子を見ることになります。入れ替わっていた間に各々の立場で進んでいた状況に振り回されたり、入れ替わった時から進行していた状況が、入れ替わりをやめた後に表ざたになったりと、非常に心配事が多くなるところは面白いですね。舞姫、雪国ともに見せ場が多かったところはバランスがとれていてよかったと思います。
 意外だったのが、芝目と舞姫が予想外に<よさそうな>関係になっていたことですね。今後二人の間にも何か展開があるんだろうか…。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 21:30 | comments(0) | -
リアルバウトハイスクール アーリー・デイズ3 雛は舞い降りた!
リアルバウトハイスクール〈アーリー・デイズ〉3  雛は舞い降りた!
リアルバウトハイスクール〈アーリー・デイズ〉3 雛は舞い降りた!
著者:雑賀礼史/イラスト:いのうえ空 評価:☆☆☆★★

「いつか草薙静馬と対戦することになる。お前の大義名分が立った時にな」
 予言か予感か、転校直前に獅子倉達哉が残した言葉は、涼子の心に焼きついた。そして迎えた四月。涼子は荒れていた。ひとつは新一年生たちがKファイトの理念も理解しないまま悪用し、秩序が崩れ始めたため。ふたつ目は静馬が隣の席になったため。募るイラ立ち。
 そんな涼子の前に一人の少女が現れる。彼女の名は藤堂雛乃。雛乃は涼子にKファイト潰しを持ちかけ、実行部隊『大門新撰組』へスカウトしに来たのだった!!この状況を変えるには静馬を下すより他になし!!かくて大門高校を二分する戦いが始まった。
 涼子VS静馬。希代の名勝負を経て、Kファイトが今こそ真の姿となる。

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 外伝「アーリーデイズ」の最終巻。本編第一巻直前の、涼子VS静馬の戦いが描かれます。漫画の方の内容とは異なり、チーム戦というくくりにはせずにあくまで涼子VS静馬の最終戦以外は前座という位置づけでバトルが進んでいるようですね。これ以上脇キャラ増やしてどうするんだ、という気もするので、これはこれでOKでしょう。
 しかし、今回の涼子は非常に不機嫌ですね。どれだけ静馬と一緒のクラスになってしまったことがショックだったのかということが(その他の要因も多そうですが)わかりますよ。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 20:17 | comments(0) | -
大伝説の勇者の伝説4 虚々実々の大幻惑 感想
大伝説の勇者の伝説4  虚々実々の大幻惑
大伝説の勇者の伝説4 虚々実々の大幻惑
著者:鏡貴也/イラスト:とよた瑣織 評価:☆☆★★★

 人の命を喰らい力を発現する剣・『グロウヴィル』に選ばれたエディア家に伝わる、お伽噺。それを語ってくれた父が、幼いレファルの誇りだった。強く、仲間を裏切らないガスタークの王。だから父との「狂った『剣』には、決して触れない」という約束を、守るつもりでいた。
 けれど、15歳になったレファルは思う。ストオルに故国を滅ぼされ、奴隷にされたこの3年。世界は願うほど、甘くも優しくもなくて。
 だったら――どんな力でも手に入れて、世界を変えるしかない。そしてレファルが“勇者王”と呼ばれるようになった世界で、運命の歯車は回り続ける。彼と同じく、お伽噺の因縁にからめとられたシオンやライナにも大きな転機が訪れる、ファンタジー・イノヴェーション!

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 ふと思ったんですが、不幸になると気付きながらも覇道を突き進まざるを得ない状況があるという意味では、コードギアスと伝勇伝って重なる部分が多いですよね。親友同士が敵対関係になったり、目を媒介にして超常的な力使ったり、ごみのように人が死んでいったり、恋愛関係は女性からの一方通行で男性人は恋愛関係にあまり興味がなかったり。こうして列挙していくと、アニメ化の際には結構人気作になるのでは・・・・・・と思ったり思わなかったり。いや、それもアニメ化されないとどうにもならない話ではあるんですが。
 さて、今回はようやくライナが第三勢力のリーダーになる決意をしたり、今までわからなかったレファルとシオンの背景がわずかながらもようやく開かされたりする話です。どんどん進むかと思いきや、ほとんど裏話だけで終わってしまった気がするのは気のせいでしょうか。いや、今後のために必要な話というのはわかっているんだけど、やっぱり自分としては【一話完結型で、適度にネタバレしつつ、テンポよく進めていく】というのが理想なんですよね。それはすでに鏡さんの作風ではないんだろうと思いつつも、そう願ってしまいます。とりあえず、新作は楽しみにさせてもらいますよ。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 21:44 | comments(0) | -
召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。 感想
召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。
召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。
著者:北沢慶/原案:安田均/イラスト:四季童子 評価:☆☆☆☆★

 赤い液体の中にある、赤い肉の塊――それはとても人間の死体とは思えない代物だった。
「う〜、きついわ。朝飯抜こう」
 凄惨な殺人事件の現場検証と隊への報告を終えたマリアはひとりごちた。
 すべての人と物が集まる六門世界最大の都市サザン。そこでは最近奇怪な殺人事件が続いていた。
 捜査に当たっていたマリアは、ふとその事件に一つの関連性を見つけ出す。その被害者はすべて聖エルド教徒。しかも聖者としての資質を持った者ばかり……。
 被害者は6人。その数字の意味は!?真相に気づくマリア。だが“魔”の陰謀は既にその牙を突き立てていた!
 <魔>の罠に捕らわれた聖都サザン、そしてマリアたち聖都防衛隊の運命は?
 召喚士マリア、クライマックス!

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 いよいよマリアの最終巻です。この巻ではファンタジア文庫のイラストフォーマットが新しくなっています。こうなると横に並べたとき、最後の巻だけがひどく目立ってしまいますね。どうせならもう少し早く刊行されていれば見栄えがよかったのに・・・と思ってしまうよ。新たしいフォーマットは割と良いと思うだけに、複雑な気分だ。
 ラストとなるこの巻では、いままで裏で糸を引いていたサザンの王子とついに対決です。今までのキャラが大集合したり、フレイムやアルの正体ばれがあったりと定番的展開なのですが、やはりそんな展開こそがRPG的ストーリーには映えるんですよね。シリーズが始まった当初は異色作にしかみえなかった本作ですが、最後は王道でした。
 エピローグではマリアは町の人気者になっています。迷惑もの扱いされていただけに、この終わり方は非常に心地よいですね。
 北沢さんには、また六門世界を題材に何かしらの続編を書いてほしいものです。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 20:35 | comments(0) | -
生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3 感想
生徒会の三振
生徒会の三振
著者:葵せきな/イラスト:狗神煌 評価:☆☆☆★★

 私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園(多分)。
 今日も今日とて何も起きない生徒会。いやだがしかし、隣のイラストを見てみよう。驚きの美少女が――はっ、もしや新キャラ?美少女転校生あらわる?
 ……すいません、また嘘をつきました。再登場の藤堂リリシアさんです。
 あー平和だなー。事件は会議室で起きてるんじゃない、そもそも起きていないんだ!なーんちゃって。って、あれ?実は結構、緊迫した事態に突入してますよ?
 忍び寄る魔の手から、学園の平和を守れ!行け、生徒会戦隊ガクエンジャー!!

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 相変わらず適当な紹介文ですよね、この作品。ちなみに帯についている「ありえない○○○化」っていうのはおそらく漫画化のことだと思うのですが…。ちなみに本文の1エピソードではメディアミックスについて議論されているというメタ状態。そもそも「生徒が議事録を書いている」という設定ありきの話だからメタでもおかしくわけですが、ちょとやりすぎな感じも。いいや、むしろもっとやれ。
 個人的にお気に入りなのがRPGエピソード。そんな中二的なグランドソード並RPG、自分もやってみたいと思うことうけあいです。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 17:37 | comments(0) | -
灼熱のエスクード2 感想
灼熱のエスクード2  LADY STARDUST
灼熱のエスクード2 LADY STARDUST
著者:貴子潤一郎/イラスト:ともぞ 評価:☆☆☆☆★

(なぜレイニーさんがここに……?)
 教皇庁のエージェント薫の通っている学校に赤十字のマークのついたバンが現れる。突然行われた採血検査に姿を見せる赤髪の美女レイニー。それはレディ・キィを判別するためのものだった。何も知らされていないと詰め寄る薫にレイニーは「だったらどうした?」と冷たく言う。もしや自分の近くにレディ・キィが?
 だが深く考える間もなく薫は、相棒の魔術師ルーシアと共にイギリス女王から緊急に呼び出され、『落丁の一頁』を追っていた部隊を救出してほしいと頼まれる。それは人間にとって最悪の魔族『真紅の貴婦人』を封印しておくための最後の砦だった。一方、レイニーは夢見師から聞いた条件から女性の特定を急ぐが……。

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 いよいよレディ・キィの正体について明らかになります。「いままでに薫が会ったことがあるが、レイニーはあったことがない女性」というのがレディ・キィのヒントだったわけですが、それは誰か。その答えにまさに仰天しました。これはフラグの張り方がうまかったと言わざるを得ません。
 さておき、今回はルーシアを含めたクラウディア一門が活躍する話になっています。死と隣り合わせの状態にかかわらず愛嬌が絶えない、緊張感のかけらもないクラウディアと弟子のアイリス。そんな二人を救出するために地下都市へと侵入することになる薫とルーシア。しかし地下都市の入り口となる建物では、強大な力を持つ魔族が一同に集まり、会議を行っているとう状況。ふとしたきっかけで一瞬にして殺されかねない状況の中、救出作戦が行われます。
 毎回思うことですが、ほかの作品に比べて緊張度が格段に高い話なんですよね。力を発揮、発現すれば倒せるかもしれないというものではなく、圧倒的な殺戮者として君臨する魔族たち。ひとつ行動を間違えれば瞬時に全滅。そんな中での人間たちの駆け引き…。今回もゲストがあっさりと殺されていますし、いつ主要人物が死ぬかもわかりません。そんなところが面白いんですけどね。前から登場していた【真紅の貴婦人】もようやく登場し、ますます薫たち人間に勝ち目がなくなってきた感じですが、一体どんな風に話が転ぶのか楽しみです。
Posted by : ななかの | 富士見ファンタジア文庫 | 19:58 | comments(0) | -
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