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輪環の魔導師3、4 感想
輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫
輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫
著者:渡瀬草一郎/イラスト:碧風羽 評価:☆☆☆★★

 魔族に乗っ取られたエルフール王家。逃げ延びた姫君・イリアードを保護するため、セロ達はダイナースクの街へと向かう。ところが潜伏先の酒場は何者かの襲撃を受け、イリアードは護衛の騎士達と共に行方をくらませてしまった。そこに魔族の暗躍を感じた一行は、手がかりを求めて街の地下に広がる廃坑へと踏み込む。だがそこは、廃坑とは名ばかりの“迷宮”だった―迷宮の奥で離ればなれになったセロとフィノ、辿り着いた場所でそれぞれが見たものとは――?
 渡瀬草一郎が贈るファンタジー冒険譚、第3弾

輪環の魔導師4 ハイヤードの竜使い
輪環の魔導師4 ハイヤードの竜使い
著者:渡瀬草一郎/イラスト:碧風羽 評価:☆☆☆★★

 魔族の前で“還流の輪環”の力を解放し、ついに戦う覚悟を決めたセロ。しかしラダーナ達には出し抜かれ、イリアード姫を連れ去られてしまう。姫君を救うために旅への同行を申し出た騎士・ヴィオレを仲間に加え、一行はルナスティアの待つ王都へと向かう。ところがその道中に立ち寄った街で、魔族同士が争う奇妙な光景を目撃し…魔導具を求め、魔族と敵対する謎の青年。そしてその場所で再会した、セロのよく知る人物とは――?
 渡瀬草一郎が贈る新ファンタジー冒険譚、第4弾。 

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 ふと気がついたのですが、輪環の表紙って横から見るように作られているんですね。考えてみれば他に同じことをしている作品ってありませんよね。よほどイラストレーターさんの意向が強く働いたか、面白い方やってみとうと編集さんから提案があったのか。少し気になるところです。
 さて、堅実な話を作るという点で渡瀬さんの文章は大好きなのですが、その中でますますフィノの異彩が目立ってきました。ヤンデレ四天王を決める大会があったら確実に入賞しそうです。だれか彼女を止める抑止的な人物はいないものでしょうか。それがいないと暴走する一方のような木がしますよ。
 3巻では洞窟を舞台にした姫様争奪合戦、4巻では結局さらわれてしまった姫様奪還作戦といったところでしょうか。派手さはないけど不思議といつのまにか物語に引き込まれてしまうんですよね。今後気になる点はメルルーシパとルナスティアの関係ですね。兄弟関係にあるにもかかわらずなぜ命の取り合いをするようになったのか?登場してばかりというのもありますけど、非常に気になります。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 14:38 | comments(0) | -
ロミオの災難 感想
ロミオの災難
ロミオの災難
著者:来楽零/イラスト:さくや朔日 評価:☆☆☆☆☆

 そこにいるだけで空気が華やぐような綺麗な少女、雛田香奈実。彼女にうっかり一目惚れした僕が演劇部に入部してしまってから数カ月、文化祭公演のための台本を選ぶ時期がやってきた。
 現役の演劇部部員は僕と雛田を含め、一年生五人きり。僕たち五人にはそれぞれ想い人がいたりいなかったりしたのだけれど、部室で見つけた、ぼろぼろの『ロミオとジュリエット』の台本を使うことに決めたときから、五人の心に奇妙な変化が起こり始め――。
 これは、「すき」と言えない高校生の揺れる思いを描く、ちょっと怖い物語。

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 ある事件以降、自身の行動を亡霊に奪われてしまい、思いもしない行動をとっていく部員たち。今現在の恋愛模様が亡霊たちの恋愛関係で上書きされてしまうという事態に陥り、いやおう無し関係が変化していきます。
 「悲しみキメラ」はいまいちだったのですが、今回は非常にいいですね。異性に限らず同姓からも熱烈アタックを受けたりと、男女ともに楽しめる内容だと思います。
 ただ今の感情に流されるのではなく、演劇にも恋愛にも確固たる意思を持って行動することが主題みたいですね。感情の流れが自然で、非常に感情移入しやすかったです。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 21:26 | comments(0) | -
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
著者:伏見つかさ/イラスト:かんざきひろ 評価:☆☆☆☆★

 俺の妹・高坂桐乃は、茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の俺が言うのもなんだが、かなりの美人ときたもんだ。けれど、コイツは兄の俺を平気で見下してくるし、俺もそんな態度が気にくわないので、ここ数年まともに口なんか交わしちゃいない。よく男友達からは羨ましがられるが、キレイな妹がいても、いいことなんて一つもないと声を大にして言いたいね(少なくとも俺にとっては)!
 だが俺はある日、妹の秘密に関わる超特大の地雷を踏んでしまう。まさかあの妹から“人生相談”をされる羽目になるとは――!?

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 いつの間にやら「妹攻略ゲーム」にはまっていた妹から相談を受け、その趣味を理解するように努めたり、同じ趣味を語れる友達作りを手伝ったりするお話。「させられる」のではなくあくまで自発的に主人公が手伝っていくという感じなので、登場人物に対する嫌悪感はほぼありませんし、むしろすごいとさえ思います。しかもこの妹は非常に高飛車なところがあって扱いにくいキャラクターなので、そこを文句もいわずに手伝うってのは、感動の域ですね。
 おたく生活をベースにして妹とコミュニケーションを図っていくという展開なので、痛々しい系とか妹系が好きなら読んでみて損無しです。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 21:04 | comments(0) | -
神様のメモ帳1、2 感想
神様のメモ帳
神様のメモ帳
著者:杉井光 イラスト:岸田メル 評価:☆☆☆☆★

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」
 路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる《ニート探偵》アリスはそう言った。
 高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ《エンジェル・フィックス》――すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。
「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」
 僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー。

神様のメモ帳 2
神様のメモ帳 2
著者:杉井光 イラスト:岸田メル 評価:☆☆☆☆★

 春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、変にテンションの高いタイ人の女の子だった。
 失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」
 ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスと、その助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んでやがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――
 情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、青春ニートティーン・ストーリー第2弾。

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 どこか神秘的な雰囲気を漂わせる題名ですが、その中身は主に不登校児やNEETやヒモによってなりたっています。自称・職業「ニート探偵」ってインパクトありすぎ。そりゃだれでもつっこむわ!表紙にも出てくるアリスはニート探偵を名乗って部屋に引きこもり、ドクターペッパーだけを飲んでネットの世界に生きているというとんでもない人です。友人の紹介でアリスと出会ったことがきっかけで、主人公・ナルミは不思議の事件にかかわっていく……というよりは、どんどんと駄目人間になっていくというストーリー。
 しかしそれは表面上だけのことで、読み進めていくと非常に良質な作品だということに気付きます。死んだ人間の真意を理解すること、生きている人間の真意を理解したうえで捻じ曲げてでもその相手を助けること。それぞれに非常に感動したし、楽しめました。これは3巻も読んでみないと駄目ですね。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 21:58 | comments(0) | -
吸血鬼のひめごと3 The Secret of the Wish 感想
吸血鬼のひめごと3
吸血鬼のひめごと3
著者:鈴木鈴/イラスト:片瀬優 評価:☆☆☆★★

 かつての湯ヶ崎での生活を取り戻すため、舞はレレナを手に入れようと学校生活に入り込んできた。そして、レレナが自分のもとに来なければ、日常を壊すと宣言する。大切な人を失いたくないレレナだが、舞の言葉に従うこともまたできないのだった。
 そんな時、ツキシマがレレナと朧にあるゲームを持ちかけてくる。それは、戦いの決着を朧とツキシマの『命』によって付けようというものだった。哀しき過去に立ち向かうレレナが下す決断とは!?
 『吸血鬼のおしごと』続編、激動のクライマックス!!

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 もともとサイドストーリー的位置づけでしたし3巻で終了というのも納得なんですが、もっと色々と展開はありそうだったのに残念ですね。たまの過去の話とか、もっと色々考えられていたのかもしれませんし。
 3巻は最初、学園を舞台にしてのドロドロ劇になるかと思っていましたが、そんな展開はなくて結局吸血鬼同士の(朧と月島(仮)の)バトルで決着をつけることになります。でもあくまで今回の主人公はレレナなわけで、最終的にはレレナがどのようにして舞との決別を行うかというところが主眼にいれるところでしょうね。最終的には居心地のよかった過去よりも明日を望んだレレナですが、その決断に報いた明日があればいいですね。結局青磁との関係はうすいままだったので、さらなるスピンオフ作品などで描いてほしいものです。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 21:37 | comments(0) | -
狼と香辛料宗‖侘の町 感想
狼と香辛料9
狼と香辛料9
著者:支倉凍砂/イラスト:文倉十 評価:☆☆☆☆☆

 土地を巡って北と南が対立する町ケルーベに、伝説の海獣イッカクが陸揚げされる。町の力関係をひっくり返しかねない価値を持ったイッカクの登場で、ケルーベは俄かに騒がしくなる。『狼の骨』の情報を集めるロレンスたちも、不穏な空気を感じていた。
 そんな中、イッカクの横取りを狙う女商人エーブは、ローエン商業組合を抜けて自分のところへ来るようロレンスを誘う。狼狽するロレンスのもとには、さらにローエン商業組合からも協力要請の手紙が送られてきて……!?
 ロレンスの出した答えとは?その時ホロは?『対立の町』編いよいよ完結!

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 最近はホロとのぶらり旅という感じでしたが、今回はロレンスよりも承認として遥かに優秀な商人たちの策謀の中へ踏み込んでいくという、本来の知能戦的ストーリーになっています。罠にはまったロレンスをホロが助けるという展開もなく、あくまでロレンスの独力によって状況を渡り歩いていくという展開には、手に汗握りました。力量的には圧倒意的に周囲に劣るものの、承認としての自分とホロに付き添う自分に対する意地をかけて立ち向かい、最後にはほんのちょっとのひらめきで周囲をひっくり返す。非常にカタルシスを感じた巻でした。前からあった銅貨の横領という複線が、最後の最後で生きたという展開も見事です。
 今回これほど面白くなったのは、アドバイザー的なホロに対して、ロレンスと同じ領域に位置するエーブの登場あってこそでしょうね。ホロとはまた違った対し方を描けるし、なによりホロにやきもちを焼かせることができるわけですからねw
 少し前に聞いた話では、そろそろ最終巻に向けて物語をたたみ始めるころでしょうか。最後はどんな展開で来るのか、非常に楽しみです。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 20:59 | comments(0) | -
アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刀 感想
アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刃
著者:藤原祐/イラスト:椋本夏夜 評価:☆☆☆☆★

 人間ではない『一族』がいた。
 ある山の奥深く、人の手の届かない場所で里を作り、ひっそりと暮らす―女しか生まれず、それ故に滅びかけていた『あやかし』。今までも、これからも、彼女たちは人の世から隠れ、人の世の狭間に生きていく、そのはずだった。
 しかし、その日。
 『一族』が起こしたある諍いは、小さな波紋となって町へと広がっていく。その結果として霧沢景介と灰原吉乃の前に現れたのは、枯葉と名乗る少女だった。
 彼女がふたりにもたらしたのは、運命か、或いは――。
 藤原祐×椋本夏夜のコンビが送る現代伝奇ファンタジー、ここに開幕!

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 ルナティック・ムーンから続く藤原祐と椋本夏夜のコンビ再び。ここまで著者とイラストレーターのコンビが一緒というのも珍しいですね。ファンとしては非常に安心して本を購入できるからいいんですけど。
 最初のカラーページにでてくる名付きのキャラがメインキャラだと思って読み始めたのですが、そうしたら中盤以降の展開に大ショック。まさかあの子やあの子があんなことに……。この著者らしい展開ではありますが、感情移入していただけに、非常にきついです。人を食する物の怪との恋愛ということで話は進むようですが、そうすると連想するのがアトラク=ナクア(ほかにもあるけど割愛)みたいな悲劇しか思いつかないんですよね。しかしそこが非常に藤原さん向けかと。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 19:35 | comments(0) | -
オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫 感想
オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫
著者:沖田雅/イラスト:うなじ 評価:☆☆☆★★

 衝撃!りんごさんにはお姉さんがいた。ミス御伽学園の超美少女、その名も白雪さん。でも、おっとりゆるいしゃべり方といい、優しい穏やかな性格といい、この姉妹はまったく似ていない。それもそのはず異母姉妹という複雑な家庭環境らしいのだ。でも、和解したいのが見え見えの二人。おおかみさんと亮士くんは一肌脱ぐことになるのだが……。
 家庭環境が複雑な裸の(女)王様を素敵なレディに仕立て上げるミッションもあり、今回はホロリとくるお話が満載。

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 今回の題材は裸の王様とジャックと豆の木、白雪姫です。白雪姫の話はともかくとして、いつも以上にお馬鹿な内容となっています。自分の顔に自信がないからストリーキングしていた木崎さんやら、盗撮することに指名を帯びて壮大な計画を動かしていたジャックやら。いつも通りの暴走っぷりですね。
 白雪姫の話では、赤井りんごと白雪姫乃が姉妹だということが発覚します。白雪さんに負い目のあり、なかなか仲良くなれないりんごさんを何とかしてあげようとがんばる亮士くんとおおかみさん。7人の小人ならぬ7人の兄弟たちに振り回されながら、仲良し作戦んを実行します。割と普通にいい話なので、安心して読めますよ。
 考えてみればすでに5巻目。これは「先輩とぼく」を超えるかな?内容的には関係がすでに完成している「先輩とぼく」よりは完成途上の「おおかみさん」の方が広げ甲斐もありますし、8巻ぐらいは刊行されてもよさそうなな雰囲気ではあります。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 21:06 | comments(0) | -
鋼殻のレギオス宗.屮襦次Ε泪坤襯 感想
鋼殻のレギオス
鋼殻のレギオス
著者:雨木シュウスケ/イラスト:深遊 評価:☆☆★★★

「わたしたちのことを、忘れないで」
 再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。
 しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。
 その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す――。
 恋も物語も、かつてない劇的展開へ!!

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 ふと気付けばすでに9巻。ずいぶんと速いペースで刊行されてますねー。今まで迷走していた物語ですが、今回ようやく次の段階へと動き始めます。廃貴族がやどったニーナに接触してくる男、ディックの登場。リーリンに隠された謎とそれに関連して動き始めるグレンダン女王と天剣授受者達。刀を再び手にし、決意を新たにするレイフォン。次回の展開如何によって、再び面白くなりそうな感じになってきました。
 移動都市という舞台のおかげで近未来SFと思っていたこともありますが、電子精霊の登場のおかげでいよいよファンタジーじみてきた物語ですが、一体どんな決着をつけるんでしょうね。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 20:42 | comments(0) | -
狼と香辛料察↓次ヾ響
狼と香辛料7
狼と香辛料7
著者:支倉凍砂/イラスト:文倉十 評価:☆☆☆☆★

 リュビンハイゲンでの騒動が丸く収まったことを祝し、ホロとロレンスはノーラと食事をしていた。しかし、体調を崩したホロは、不覚にも宴会の最中に倒れてしまう。そんなホロを見て、ロレンスは看病をしようとするのだが……?
 シリーズ初のホロ視点で語られる書き下ろし「狼と琥珀色の憂鬱」に加えて、ロレンスと出会う前のホロの旅を描いた「少年と少女と白い花」、港町パッツィオでの二人の買い物風景「林檎の赤、空の青」など、「電撃hp」に掲載され好評を博した2編を収録。
 絶好調の新感覚ファンタジー、“色”をテーマに綴られた珠玉の短編集。

狼と香辛料8
狼と香辛料8
著者:支倉凍砂/イラスト:文倉十 評価:☆☆☆★★

 ロレンスたちがローム川で耳にした、『狼の足の骨』の噂。教会勢力は、どうやらその骨を自らの権威誇示のために利用しようとしているらしい。自分と同じ類の狼のものかも知れないその骨を、ホロが放っておけるはずもなかった。
 詳しい情報を得るために、ロレンスたちは港町ケルーベで女商人エーブを待ち伏せることにする。だがケルーベは、貿易の中心である三角洲を挟んで、北と南が対立している訳有りの町で――!?
 放浪少年コルが旅の供に加わり、ますます盛り上がるホロとロレンスの旅路。絶好調の新感覚ファンタジー第8弾。

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 7巻は短編集なのですが、その中にホロの普段着を一着購入するという話があります。これ、アニメ未放送話ということでDVDのみに収録になった話ですね。DVDの方を先に見てしまうという順序逆のことをやってしまったため、「あれ?読んだことある話だっけ?」と思いながら読んでいましたよ。
 ホロ視点の話では、ロレンスが意外と見当違いのことを多く言っているのだということが、よくわかりました。ロレンス視点だと秋の空のごとくめぐるましく変わるホロの気分ですが、変わる訳もわかってしまいますね。人の気分になって物事を見ることの、なんと難しいことか…。今回だけで短編集が終わるというのはもったいないので、もう一巻ぐらいはだしてほしいです。
 8巻は上下巻の上巻という位置づけ。相変わらずホロとロレンスの掛け合いは面白いのですが、コルが加わったことでこれまで以上に面白くなっています。もはや夫婦漫才って言っていいんじゃないですか?最近のロレンスはやられっぱなしなので、今回こそはいいところ見せてほしいですね。次巻はどうなることやら。
Posted by : ななかの | 電撃文庫 | 20:33 | comments(0) | -
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