暇潰しにラノベ感想&時々イベントの感想もあるよサイト
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Posted by : スポンサードリンク | - | | - | -
<< 狼と香辛料検↓ 感想 | main | ”文学少女”と繋がれた愚者、”文学少女”と穢名の天使 感想 >>
鉄球姫エミリー 感想
鉄球姫エミリー
鉄球姫エミリー
著者:八薙玉造/イラスト:瀬之本久史 評価:☆☆☆☆★

 王女ながらも、通常の鎧の三倍の装甲を誇り、輝鉄と呼ばれる鉱石により爆発的に身体能力を向上させる鎧、大甲冑を纏い、鉄球を振り回す少女エミリー。
 弟王との玉座を巡る争いを避けるために、辺境に身を置くエミリーだが、なおも陰謀の手は迫る。弟王派から放たれた黒い大甲冑に身を包んだ暗殺者、亡霊騎士。その突然の襲撃が屋敷を襲う。エミリーを護るために命さえも懸ける護衛騎士、装甲侍女たち。美しき王女を巡る死闘の行方は……!?
 第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー小説、堂々開幕!

--------------------------------------------------------------------------------
 大賞受賞作ならば読んで見なければ!ということで読み始めたのですが、かわいらしいイラストからは想像も出来ないほど血なまぐさい話でした。もう少しリアル調の絵を書く方にイラストを頼んだ方がよかったのでは…?評論の中には本文とギャップのあるイラストを採用することが売れる条件であるという話もあるにはあるのですが、自分はそれについては否定派はなので。やっぱり内容に見合ったイラストの方が読んでいて安心します。
 主人公のエミリーは事情により王位争奪の座から追われたお姫様。見かけに寄らず男勝りで下品な口調、それに何より傲慢不遜というとんでもない女性です。そんな彼女が政治的判断から命を狙われてしまい、みずから撃退に出るというお話です。
 エミリーには何人もの仲間が居ますが、次々と暗殺者に殺されていくという展開はかなりきついものがあります。エミリーの下品な会話と合わせて、読む人を選んでしまう要素の一つですね。しかしそんな殺伐とした内容にもかかわらず味方側、敵側選ばず人物間の関係、それぞれの考え・立場は、あますことなくみごとに描けています。それゆえに感情移入しやすく、人が死んでいく物語だからこそさらにひきつけられる物があるんですね。さすがは大賞というだけは有ると思いました。
 続編も出たそうなので、そちらも折を見て読んでみようと思います。
Posted by : ななかの | スーパーダッシュ文庫 | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
Posted by : スポンサードリンク | - | 23:25 | - | -
コメント









この記事のトラックバックURL
http://nanakano.jugem.jp/trackback/315
TOP