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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート 感想
ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート
ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート
著者:森田季節/イラスト:文倉十 評価:☆☆☆☆★

「僕、女の子を殺したんだ」――始まりは、思いがけない人物からのそんな電話。
 どこか満たされない日々を送る高校生の明海は、孤高の歌姫に魅せられた同級生の少年・神野の信じがたいような昔話をいともあっさりと受け入れてしまう。なぜなら明海も小学生の頃、神野と同じく一人の少女を殺めたことがあるからだった――。
 よみがえるひと夏の記憶、殺されるためだけに存在する「イケニエビト」の少女、人の記憶を食らう「タマシイビト」からの逃避行。
 第4回MF文庫Jライトノベル新人賞「優秀賞」受賞作。三人の少年少女によるビター・スウィート・ストーリー。

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 「せつなさはロック」と帯にあるとおり、音楽活動に主眼を置いた内容です。メインキャラクターの一人はイケニエビトと呼ばれる存在。ある期間を経て現れる「タマシイビト」によって、世間から自分の記憶を消されてしまわないために、音楽によって自分の存在を世間の記憶に残そうとする、そんなお話です。この話独自の実に独特なルールはありますが、それさえ認めてしまえば非常によくできた青春劇だと思いますね。ラノベ特有のヒーローらしい考え・思考を持ち出すでもなく、あくまで普通の高校生の恨み、自虐し、悲しむという「ありえる」考え方をトレースしているところなどはまさにそのとおり。
 男女それぞれ一人ずつとイケニエビトの女性一人の2つの物語を経て、3人一緒の活動の話に持っていくという構成も、「彼女について私しか知らないこともあるけども、彼は私の知らない彼女のことを知っている」というわだかまりの感情を引き出すことにつながっていて、非常によいと思います。
Posted by : ななかの | MF文庫 | 18:06 | comments(0) | -
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