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サマー/タイム/トラベラー1 読了
サマー/タイム/トラベラー (1)
サマー/タイム/トラベラー (1)
著者:新城カズマ/イラスト:鶴田謙二 評価:☆☆☆★★

「あの奇妙な夏、未来に見放されたぼくらの町・辺里で、幼馴染みの悠有は初めて時空を跳んだ――たった3秒だけ未来へ。<お山>のお嬢様学校に幽閉された響子の号令一下、コージンと涼とぼく、そして悠有の高校生5人組は、<時空間跳躍少女開発プロジェクト>を開始した。無数の時間SFを分析し、県道での跳躍実験に夢中になったあの夏――けれど、それが悠有と過ごす最後の夏になろうとは、ぼくには知るよしもなかった。」

普段はあまり買わないハヤカワ文庫出版の小説なのですが、新城カズマ著というのが気になって買いました。これは全二巻のうちの一巻なので、全てを評価するには二巻も読まなくてはいけないのでしょうが、とりあえず一巻についての感想を。

題名を読んですぐに分かる通り、タイムトラベル物です。といっても一巻では、『ごく短時間、未来にしか跳べない』という前提で話が進みます。というのは最後の最後でこの前提が崩れるからなのですが、一巻の感想はこれに言及しないことにします。概要は、登場人物の悠有が時空間を跳躍できることがはっきりしたことから展開し始め、その現象を研究・分析するため、残り4人が奮闘するというお話です。主な登場人物はみな成熟に描かれており、共感するのは難しいと思いますし、時間旅行自体もさほど重要な扱いとは思えません。だけど、『未来に不安しかもてないような若い世代を主軸に置いた青春小説』として読むと面白いと思います。

最大の特徴は、登場人物が一人除いて全員本の虫だということ。作者の新城自身、本が大好きだということは『浪漫探偵・朱月宵三郎』のあとがきを読んでいるので知ってはいましたが、今回はその趣味が全開です。登場人物4人がタイムトラベルに関して調べようという建前で、次から次へとタイムトラベル関係の本の名前を挙げていくのですが、分からないものがほとんど。「時をかける少女」は分かるのですが、正直他はあまり…。時をかける少女は、内田有紀主演のTVドラマをみていたので、本は読んでいないけど内容は知っているのです。まあそれはともかくとして、ビリオマニアには堪らないであろう内容だといえるでしょう。ちなみに本に対する知識だけではなく、量子力学や純数学、世界経済やアフガン戦争についてさえ言及する幅広さは脱帽です。分からない部分は分からないとして、熟考せずに読んでしまいました。

今回だけでも語りたいことはいっぱいあるんですが、それを書いてしまうと二巻の内容にもかぶってしまいそうなので今回はここまで。早く二巻読んで感想書きます。
Posted by : ななかの | その他レーベル | 23:09 | comments(0) | trackbacks(1)
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タイムトラベラー『タイム・トラベラー』は、日本放送協会|NHKが製作し放送した青少年向けサイエンス・フィクション|SFテレビドラマである。本作品はNHK少年ドラマシリーズの第一作である。原作は筒井康隆 の『時をかける少女』より。1972年1月1日から1972年2月5日まで
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